みなさんこんにちは🙌
全国広報三田と関東コア重村です!
今回は、2/8〜2/12の5日間に実施された「TFT-UA2023春スタディツアー」(通称スタツア)の報告です!
そもそもスタツアとは、実際にTFTの支援先の一つであるフィリピンに行って現地の様子を学ぼうという趣旨のプログラムです。
今年は3年ぶりに実施することができました✨
参加したのは三田と重村を含めて7名!大学も学年もバラバラでしたが、仲良くなることができました🤝
さて、肝心の内容はこちら!
①受給者(給食支援を受けている子ども)の家庭訪問🏠
②支援先の小学校で一緒にお弁当作り&日本の遊び🍙
③宿泊先の児童養護施設で子どもたちと交流&ブードルファイト
それでは、順に紹介していきます!
①受給者(給食支援を受けている子ども)の家庭訪問🏠
実は、フィリピンの小学校では日本のように全員が給食を食べるシステムではありません。給食を食べているのはBMIが基準を下回っている子どもだけです。
つまり、給食支援は、BMIが低く栄養状態が良くないと判断された子どもに対して行っていることになります。
そこで、今回は給食支援を受けている子がいる家庭を訪問し、昼食をいただいたり家を見せてもらったりしました。
昼食では、フィリピンの家庭料理を食べさせてもらいました。料理をたくさん準備して私たちを歓迎してくれて、とても嬉しかったです。
一緒にごはんを食べ、食事の様子を見ていると、味が濃いおかずでごはんをたくさん食べるのが印象的でした。野菜は日本の家庭料理に比べると少ないように感じました。
はじめはお互いに緊張しながらごはんを食べていましたが、少しずつ打ち解け、一緒に何枚も写真を撮りました📸そのあとの家庭訪問にも一緒についてきて、話しかけてくれる子がたくさん!
家庭訪問をしている中で話題に上がったことの一つに、建設途中の家があったことがあります。日本では予算をから逆算して必ず完成するように家を建てますが、訪問した家では建てている途中にお金がなくなってしまって途中のままだと言っていました。
また、家族の数に対して部屋が少ないことも話題に上がりました。大体の家で部屋は1~2部屋しかなく、兄弟姉妹も多いので自分一人のスペースというものはあまりないようでした。私たちは、「自分だったら、しんどいかも…」なんて話していましたが、だからこそ、家族の仲が良いのかなとも思いました。(フィリピンの人は家族をとても大切にしているようでした!)
②支援先の小学校で一緒にお弁当作り&日本の遊び🍙
本来の予定では給食の様子を見学する予定だったのですが、小学校が急遽休校に…
そこで、希望者に小学校に来てもらい、一緒にお弁当づくり&日本の遊びを行いました!
参加してくれた子はなんと80人にも!80人分のおかずを準備するのは大変でしたが、現地のお母さんにも手伝ってもらい、おいしいランチが完成しました!
お弁当づくりでは一緒におにぎりを作ったり、お弁当箱におかずを詰めたりしました。
はじめてのおにぎりも上手に握れていました✨
そして、ランチの後はアクティビティタイム!私たちが用意した折り紙やあやとり、鬼ごっこなど、日本の遊びを一緒に楽しみました。
走り回ってへとへとの人も…子どもたちは元気いっぱいでした🏃
うまく説明できるか不安でしたが、日本の遊びを楽しんでくれて嬉しかったです!
③宿泊先の児童養護施設で子どもたちと交流&ブードルファイト
今回、私たちは児童養護施設に宿泊させてもらいました。児童養護施設には、様々な事情で家族と暮らせなくなってしまった子どもたちが暮らしています。
この紹介だけを聞くと、かなしそうな顔をした子をイメージする人もいるかもしれないのですが、どの子もとても明るく元気に過ごしていました。
しかも、私たちに「アテ!」「クヤ!」(タガログ語でお姉さん、お兄さんという意味)と呼びかけ、遊びに誘ってくれたり、施設で飼っているブタのミルクやりをさせてくれたりしました😊
帰国する前日には、ブードルファイトというフィリピンの伝統的な食事を一緒にしました✨
子どもたちに食べ方を教えてもらい、手づかみでごはんを食べるという貴重な体験ができました!
食事後には、ダンスなどのパフォーマンスを披露してくれたり、メッセージを伝えあったりして別れを惜しみました😭
最後には、みんなで歌って踊って盛り上がりました!
滞在していたのはほんの数日にも関わらず、子どもたちは「また来るよね?ずっとここにいたらいいのに!」と言ってくれました。
私たちはみんなで「絶対にまた来たい!来る!」と言い合っていました。
本当はもっともっと紹介したいことはあるのですが、キリがないのでこの辺にしておきます!
フィリピンの明るい空気感を楽しみつつも、栄養や貧困の問題を直に感じて学ぶことができました。
大学生の私たちがすごいなあと尊敬してしまうくらい素敵な子どもたちに出会い、この子たちのために自分は何ができるんだろう?と考えさせられた気がします。
TFT-UAに所属している大学生の皆さんには、次回ぜひ参加していただき、自分の身をもって体験してみて欲しいと思います!
どこかで参加者の感想や学んだことを紹介できたらな~と思っています!
本当に楽しく学びのある5日間のスタツアでした✨
思いが溢れて長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!
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